リンクナースシステムとは、イギリスで確立されたシステムです。
専門チームから教育を受けたリンクナースが病棟に配置され、専門チームと病棟看護師を繋ぐ役割を果たします。
日本ではまだリンクナースシステムを導入している病院は少なく、リンクナースになるにはリンクナースシステムを導入している病院で働く必要があります。
リンクナースの国家資格などはなく、院内研修などに参加してリンクナースとして役立つ知識を身につける必要があります。
通常、知識を身につけた看護師が病棟で選出される形で、リンクナースになります。
リンクナースの仕事は、感染対策や褥瘡対策などの専門看護師のサポート、病棟での情報収集、病棟スタッフの教育や啓蒙が主な業務となり、通常の看護業務と異なります。
通常の看護業務では学べない知識が身につくのが、リンクナースになるメリットです。
また、リンクナースになると病棟のリーダー的な存在として働くことになるため、リーダーシップやコミュニケーションスキル、指導力などを身につけることができます。
リンクナースとしての業務経験はアピールポイントにもなるため、キャリアアップや転職などでも有利に働きます。
イギリスにおいても、リンクナースシステムを導入する分野が拡大されており、日本でもこれからリンクナースシステムを導入する病院が増えることが予想されます。
リンクナースを目指す人は色々な病院の情報をチェックしておくとよいでしょう。
■リンクナースについては下記のサイトからも知ることができます。
~~『つなぐ。【リンクナースについて考える会】』~~